こんにちは、GATAGATAです。
先日リリースしたVersion 1.0.3に引き続き、エディタの基本機能や日本語入力環境をさらに磨き上げるため、最新バージョン「Version 1.0.4」を公開いたしました。
今回のアップデートでは、日本語入力のしやすさを向上させるためのユニークなカーソル表示の改良を行っています。
🛠️ Version 1.0.4 の主なアップデート内容
今回の目玉は、日本語変換中におけるカーソルの「文節幅ハイライト表示」です。
1. 日本語入力(IME)変換中に、カーソルが「文節の長さ」に合わせて伸縮する機能を追加
日本語の文章を入力して漢字に変換する際、現在変換の対象になっている文節の幅(文字数)に合わせて、カーソルがアンダーバー(下線)の形でぴったりと伸縮するようになりました。
- 現在の文節がひと目でわかる:
これまでのように単純な「縦棒カーソル」や「点線のアンダーバー」ではなく、いま変換操作をしている文節そのものがアンダーバーで強調されるため、視線移動を減らしてスムーズに変換作業を行えます。 - 文節移動に連動した伸縮:
キーボードの左右キー(矢印キー)で変換対象の文節を移動すると、移動先の文節幅(文字数や全角・半角)をリアルタイムに計算し、カーソルの長さが自動的に変化します。 - 確定後は通常のカーソルに:
変換を確定(Enter)すると、自動的に従来通りのスマートな縦棒カーソル(グリッドスナップ対応)に戻ります。
自社開発の高速グリッド描画エンジンにおいて、IME(日本語入力)のプレエディット情報と文字フォント幅の計算を同期させることで、ズレのない快適な表示を実現しました。
📥 ダウンロードとアップデート方法
最新の Version 1.0.4 は、以下のページから無料でダウンロードしていただけます。
- Vector様 ダウンロードページ
https://www.vector.co.jp/soft/winnt/writing/se529106.html - Booth様 ダウンロードページ
https://gatagata2018.booth.pm/items/8546610
旧バージョンからの移行手順:
- 上記リンクより、最新のZIPパッケージ(
ChronicaS_v1.04.zipまたはChronicaS_v1.04_plus.zip)をダウンロードします。 - 現在ご使用中のフォルダ内の実行ファイル(
ChronicaSeclusion.exeなど)やライブラリを、解凍した新しいファイル群で上書きしてください。
※原稿データ(manuscriptsフォルダ)や設定ファイル(ChronicaConfig.json)は上書きされませんのでご安心ください。念のため上書き前に元のフォルダをバックアップしておくことをお勧めいたします。
🔮 今後の展望:『ChronicaSeclusion Max』の開発状況
開発中の全部入り製品版『ChronicaSeclusion Max (3.0)』のコアシステムにも、今回のIMEカーソル機能が移植されています。
さらに、Max エディションでは以下の拡張・新機能が搭載されています。
- 縦書きモード時のIME文節カーソル対応:
縦書き執筆中、日本語を変換すると、変換対象の文節の「右横」に沿って縦線カーソルが文節幅(高さ)に合わせて描画されます。縦書きならではの読みやすさと書きやすさを追求した仕様です。 - 音声読み上げプラグイン(Speech Reader)の新規実装:
これまでの読み上げシステムを刷新し、VOICEVOXやCeVIO AIなどと動的に連携できる新しいプラグインが新設されました。キャラクターごとの声色や感情パラメータの変更、ルビを優先して読み上げる機能、さらに多言語ローカライズ対応など、原稿の「声による確認」を強力にサポートする機能が形になりつつあります。
製品版のリリースに向けて、その他のプラグインやシナリオ支援機能も着実に開発が進んでおります。進捗は順次このブログでお伝えしてまいります。
💬 終わりに
今回のIME文節カーソルの表示変更は、実際に文章を打ってみると「今どこを変換しているか」の迷いが消え、想像以上にタイピングのリズムが良くなることを実感していただけると思います。
特に日本語の執筆は、長文を一気に変換する方や、文節ごとに細かく区切って変換する方など、様々なスタイルがあります。どのような書き方でもストレスなく、画面と原稿だけに没頭できるエディタを目指して、これからも改善を続けてまいります。
今後とも、GATAGATAおよびChronicaSeclusionをよろしくお願いいたします!
